SUITS~スーツ~

SUITS/スーツ
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フジテレビでは、2018年10月期の「月9ドラマ」として、全米メガヒットドラマ『SUITS』を原作とした『SUITS/スーツ』を放送します。

アーロン・コーシュが企画し、「USAネットワーク」のために「ユニバーサル・ケーブル・プロダクションズ」が制作した原作の『SUITS』は、ニューヨークの大手弁護士事務所を舞台に、敏腕弁護士・ハーヴィー・スペクター(ガブリエル・マクト)と 、彼の才能あふれるチームの面々がさまざまな訴訟に挑む弁護士ドラマで、ダグ・リーマン(マット・デイモン主演の映画「ボーン・アイデンティティー」シリーズ)、デヴィッド・バーティス(映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」)、ジーン・クライン(ドラマ『コバート・アフェア』)が製作総指揮を務め、海外では「NBCユニバーサル・インターナショナル・フォーマット」のフォーマットとして配給されています。
現在シーズン8が放送中の同シリーズは2011年6月に全米で放送が開始され、初回視聴者数460万人超を記録。『SUITS/スーツ』は、『SUITS』のシーズン1を原作としており、ハーヴィー・スペクターと彼の若きアソシエイトのマイク・ロスの出会いから、ふたりが手強いチームとなり、さまざまな訴訟を解決するまでの活躍ぶりを追います。
『SUITS/スーツ』の主人公・甲斐正午(かい・しょうご)は、日本の四大弁護士事務所のひとつ、「幸村・上杉法律事務所」に所属する敏腕弁護士。自他共に認める優秀な人物で頭もキレる反面、かなり傲慢な性格で、勝利のためなら違法行為ギリギリの際どい手段を用いることも。彼のポリシーは、不確定な感情論に惑わされず、“勝利”に執着すること。クライアントを満足させる唯一の方法は、勝つことだけだと信じています。甲斐は東大入学後に、ハーバード大学に留学した経歴を持つエリート中のエリートで、企業の買収や合併、企業間の戦略的提携など、主に“金になる”仕事を担当。所属する「幸村・上杉法律事務所」ではトップクラスの稼ぎ頭で、シニアパートナー(出資者としての地位を持ち、事務所経営にも参画する弁護士)への昇格に手が届く位置にいます。事務所の稼ぎ頭ではあるものの、極端に勝利至上主義で、そのためには手段を選ばない甲斐のことを心配した上司は、甲斐に昇進の条件としてアソシエイト(パートナーとして働く若年の弁護士)を雇うことを提示します。気乗りしないものの、その条件を受け入れた甲斐は、新人採用の面接会を開くことに。そこに偶然やってきたのが、明晰な頭脳と、一度見たものは決して忘れないという驚異的な完全記憶能力を持ちながらも、悪友の影響でその日暮らしのフリーター生活を送り、さまざまな業種の替え玉受験で生活費を稼いでいた鈴木大貴(すずき・だいき)でした。
大貴は、幼いころに両親を交通事故で亡くして以来、静岡の祖母のもとで育てられてきました。祖母の経済的な負担を減らそうと、中学校入学と共に新聞配達のアルバイトを始めますが、そこで出会った同級生の悪友の影響で、ケンカに明け暮れ、万引や食い逃げなどをするようになってしまいます。それでも、大貴の成績は抜群で、高校時代に担任から「司法予備試験」(時間や金銭上の都合により法科大学院に入れない者に対して、司法試験の受験資格を得る道を開くために実施されている試験)を受けることを勧められ、高校2年の秋に最年少で合格します。しかし、本番の司法試験に挑戦する前に、悪友のいとこになりすまして、大学のセンター試験を受けたことが発覚し、高校を退学になってしまいます。結果、司法試験を受験できるような状況ではなくなった大貴は、東京に出て自立することを決意。何度か就職をしたものの、どこも長く続かずフリーターとして生活していたころに、既に裏稼業に手を染めていた悪友にそそのかされ、さまざまな業種の替え玉受験を行うことに。大貴自身にも犯罪行為への加担に対し抵抗感はありましたが、祖母への仕送りのため、他に手はありませんでした。そんな折、祖母が大けがをしたため、介護施設に入れなくてはならない状況となり、大貴には大金が必要となります。彼は、さらに危険な仕事に手を出し、人生最大のピンチを迎えることに。そんな時、大貴は甲斐と出会うことになります。
主人公・甲斐を演じるのは、織田裕二さん。織田さんが連続ドラマに出演するのは、『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系/2016年10月クール)以来2年ぶり、フジテレビの連続ドラマに出演するのは、『Oh,My Dad!!』(2013年7月クール)以来5年ぶり。また、「月9ドラマ」に出演するのは、『太陽と海の教室』(フジテレビ系/2008年7月クール)以来10年ぶりとなります。なお、織田さんが弁護士を演じるのは、『正義は勝つ』(フジテレビ系/1995年10月クール)以来、23年ぶり2度目となります。コメディードラマからシリアスな社会派ドラマまで、さまざまな役柄を演じ分け、演じるキャラクターへの真摯なアプローチに定評のある織田さん。その織田さんが、傲慢ながら、少年っぽさも併せ持つ“甲斐正午”というキャラクターをどのように作り上げるのか、注目が集まります。
そして、大貴を演じるのは、中島裕翔さん(Hey! Say! JUMP)。中島さんがフジテレビの連続ドラマに出演するのは、『HOPE~期待ゼロの新入社員~』(2016年7月クール)以来2年ぶり。また、「月9ドラマ」に出演するのは、『デート~恋とはどんなものかしら~』(2015年1月クール)以来3年ぶりとなります。これまでどちらかと言えば、絵に描いたような好青年を演じることの多かった中島さんが、そのパブリックイメージとは真逆の「どん底の日々を送るフリーター」をどのように表現するのか、目が離せません。なお、中島さんは弁護士を演じるのは初めてで、織田さんと中島さんは今作が初共演となります。確かな演技力を持つおふたりが、ドラマの中でどんな掛け合いを見せるのか、是非楽しみにして下さい。
『SUITS/スーツ』は、練りに練られた緻密な脚本、スピーディーかつユーモラスなセリフの応酬、魅力的で力強いキャラクター陣といった原作『SUITS』の特徴を余すところなく取り入れた上に、織田裕二さん、中島裕翔さんという、それぞれの世代を代表する俳優をキャスティングすることで、それらをさらに昇華させ、魅力的な作品に仕上げていきます。“敏腕ながら傲慢なエリート弁護士”と、“その日暮らしの天才フリーター”という、相いれることのない凸凹な二人がバディを組み、数々の難解な訴訟をあらゆる手段で解決していく、痛快エンターテインメント弁護士ドラマ『SUITS/スーツ』にご期待下さい。

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